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あると思っていた銀行口座に必要なお金が入っていなくて、クレジットカードの利用代金が引き落とされなかった。
また明日にでも振込もうと思いつつ日が過ぎていき、振込票を見ると期限が過ぎていた。
本当はあってはならないことなのですが、しかし1度くらいはこのような経験をお持ちの方は多いですよね。
そこでキャッシングを利用している人が、支払期限に返済できなかった場合にはどのような事が起きるのか。
キャッシング利用者はよく読んで覚えておいてくださいね。
返済が遅れると怖い人に脅かせられると言う話
今のように貸金業に対してかなり厳しい規制が課せられてからは、闇金などでなければ脅かせられるような口調で取り立てられることはありません。
「まだご入金いただいておりませんが」
のようなソフトな口調で電話がかかってくる程度ですね。
ただし、口調はソフトになったとしてもカード会社側の対応は厳しいですよ。
ですので電話がかかってきた時に、どのようにして振込めばよいのかを聞いて、その指示通りにすることが大切です。
特に今度は期日を絶対に過ぎることのないようにしましょう。
本当に大変なことになっていきますよ。
数日遅れの返済だけどカード会社の指示通りにしたから大丈夫
この返済遅れが1度だけならば問題になることはありません。
誰にだってうっかりして払い込むのを忘れることはあるでしょうから。
ただし1回だけであっても、遅延として信用情報機関に記載されます。
記載されるだけで1回だけならばまず問題になることはありません。
しかし2~3回以上の遅延が記録されてしまいますと、事故情報としていわゆるブラックリスト入りとなる場合があります。
3か月連続で返済を遅延すれば、確実にブラックリストの仲間入りとなってしまいます。
完全に返済することを忘れてしまっていた
遅延と延滞と言う言葉を用いますが、何日以上返済が遅れた場合は延滞になると言った、明確な基準は無いようですね。
各カード会社の基準であったり、カード利用者の今までの利用状況によって変わってくるものと思われます。
61日以上返済が遅れた場合には、延滞という事故情報として信用情報機関に記載されてブラックリストの仲間入りとなります。
ブラックリストに載るのだったらもういいやと考え、返済せずに放置しているとトンデモないことになりますよ。
気付いた時点で必ずカード会社へ連絡し、どのようにすれば良いのかを聞いてそのように行動してください。
特にキャッシングでの遅延や延滞には注意が必要
ショッピングの場合には一括で支払う場合には金利負担はありませんが、キャッシングの場合には借りたその日から金利が発生します。
そして延滞した場合には、延滞損害金が上乗せされて請求されることになります。
キャッシングは元々金利の負担があるのですが、返済が遅れることによってさらに延滞損害金まで上乗せされますから、かなりの負担額になってしまいますよ。
またカード会員を強制的に退会させられることが濃厚となります。
キャッシングの返済が遅れてしまうことで、生活費の支払いに使っているショッピング機能まで失うことになりますよ。
またせっかく貯めていたポイントも全て失うことにもなるのです。
退会させられても他にもクレジットカードは持っているし
信用情報機関に記載されている事故情報は、他のクレジットカード会社も利用することができます。
当然ですが強制退会された事実も記載されていますから、この事実を確認した他のクレジットカード会社はどのような処置をとるのでしょう。
早めに手を打って損害を被らないようにしようと動くクレジットカード会社もあります。
こうなると手持ちの他のクレジットカードまで退会処分になることも割と多いのです。
助かったよ、他のカードは普通に使えているよ。
そう思って安心するのはまだ早い。
クレジットカードには更新と言うものがありますよね。
券面に書かれた年月までが有効であり、カード会社が更新しても問題ないと判断した時だけ、新たなカードが送られてきます。
この更新の時に新たなカードが送られてこずに、契約終了となることも多いのです。
1枚のクレジットカードで延滞したばかりに、持っていたクレジットカード全てを失うことに。
とにかく遅延や延滞をすると、クレジットカードの場合は大変な代償が待っていることを頭に入れておいてください。
以上、カードローンより怖いクレジットカードのキャッシングで延滞するとこうなる...でした。