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リボルビング払いで返済することが多いカードローンですから、毎月一定の返済額ではあまり金利について深く考えることがないかもしれないですね。
ところ少しの金利の違いで総返済額は大きく違ってくるのです。
そこでカードローンにおける金利について、少し覗いてみることにしましょう。
カードローンでよく目にする実質年率について
カードローンの金利について書かれたパンフレットや申込用紙などには、金利のことを実質年率という言葉で記載しています。
この実質年率ですが実は純粋な金利だけではなく、手数料や保証料といった諸費用をプラスした利息なのだと理解してくださいね。
そして利息の計算方法ですが..
借入れた金額×実質年率×365÷借りていた日数
..で計算されます。
実際には毎月の約定返済額や新たに借り入れた金額、そしてATMを使って約定日以外に返済した金額など様々な要因によって利息が決まっていくので、あくまで基本的な計算方法だと思っていてください。
業種によって実質年率が違うけど、やはり低いところ優先ですよね
もちろんお金を借りた場合には利息を含めて返済するわけですから、少しでも実質年率が低いところからの借り入れを優先させたいですよね。
ところが銀行系と消費者金融系では消費者金融系の方が実質年率が高いにもかかわらず、こちらを優先して借りざるを得ない場合もあります。
即日融資を確実に行ってもらうならば、銀行系より消費者金融系の方が有利な場合が多いですね。
銀行系も最近は即日審査によって30分以内に返答するといったサービスも見られますが、急いでお金が必要だという人の場合は、即日審査以上に即日融資が大事になってきます。
銀行でも大手行を中心に即日融資が可能なところが増えてきていますが、確実な即日融資ならばやはり消費者金融系に軍配が上がります。
ですので、うまく使い分けることが大事だといえますね。
実質年率ってかなり幅がありますよね
銀行でも消費者金融でも、カードローンの実質年率は4%~14.5%と言ったように幅を持たせていますよね。
私もできたら低い金利でお得に借りたいなと思うのが人情というものです。
この実質年率の幅ですが、たくさん借りる契約をした人ほど金利が低くなるのです。
例えば300万円でカードローンを契約した人と50万円でしか契約できなかった人が、同じように10万円を借り入れた場合の利息はかなりの差になるのです。
ならばできるだけ借り入れられる金額を多くした方が得ということなのですが、残念ながら年収や他の借り入れとの関係から無闇に金額を上げることはできないのです。
また多くの金額で契約できるという人は、それだけ信用情報におけるスコアが良いということですし、貸す側にしても安心して多くの金額を貸し出せるのだから、その分は実質年率を下げてあげようということになるのでしょうね。
もっと低い金利でお金を借りられないのかな
まず都市銀行だけではなく、地方銀行にも目を向けることをおすすめします。
即日融資には対応していないかもしれませんが、都市銀行以上のサービスを行って集客に努めている地方の銀行も多くあります。
まずはいろいろな銀行の情報を集めてみましょう。
また何に使うのかが明確な場合には、その使用目的に合致したローン商品を探してみることも大事ですね。
カードローンは使用目的を問わず、担保も必要ないことからその分金利を高めにせってしています。
使用目的を限定したローン商品の場合は手続きは面倒かもしれませんが、その分金利はかなり低く抑えられていますよ。
しかし、カードローンのような借りたい時にATMでサッと借りられる利便性にはやはり勝てないかもしれないですね。
銀行や消費者金融でも、大手や中小を問わずにお得に借りられるところを探すのが、最も賢い方法かもしれませんね。
以上、カードローンの金利の違いについて考えてみます...でした。