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手軽にATMとカードを使ってお金を借り入れることができるカードローンですが、本当にお金が必要な人ほど借り入れが難しいのではないかと思われます。
特にブラックと呼ばれる状態の人は、ひょっとしたら新規で申し込めないのではないか。
申し込んでも審査で落とされるのではないかって考えちゃいますよね。
今回はブラックな人は本当に新規でカードローンを申し込めないのか。
その前に、ブラックになってしまう基準ってどのようなものかも見てきたいと思います。
そもそもブラックって何?どうやったらブラックになるの?
一般的にブラックとかブラックリストに名前が書かれてるなんて言わるのですが、そもそもブラックリストというものはありません。
クレジットカードやカードローンのほか割賦販売やカーリースなどを利用すると、必ず個人情報信用機関に登録されます。
主な信用情報機関は3社あり、情報はそれぞれで管理しているものの、お互いに情報をやり取りすることによって審査が円滑に行えるようになっています。
この信用情報機関のデータに事故情報が記載されていることをブラックと一般的に呼んでいます。
最も大きな事故情報は返済が遅れてしまう延滞ですね。
口座に少しお金が足りなくて引き落とせなくてもブラックになるの?
口座振替の日にお金が足りなくて、カード会社や信販会社から
「引き落としができなかったのですが」
..という電話に驚いたことがある人も多いでしょうね。
十分に足りているつもりが数十円足りなかったり、ほかの引き落としがあることを忘れていてお金が足りなかったり。
様々な理由で返済が遅れることはよくあることだと思います。
電話がかかってきて次回はいつ引き落としますとか、指定する口座に振り込んでくださいと言われ、これに間に合っているのならばブラックになることはありません。
あくまでブラックにはならない、というだけで延滞には違いありませんから、使用限度額を上げてくれないといった状態にはなりますよ。
ただし、3か月連続でこのような状態になるとブラックになると思ってください。
すっかり返済を忘れていた場合どのくらいの期間でブラックになりますか?
すっかり忘れていたなんてことは有り得ないと思わないでくださいね、人間の記憶なんてその程度のもので、すっかり抜け落ちていたなんてことも現実にありますから。
延滞して事故情報として信用情報機関に記載されるのは61日以上経過した時点です。
元の返済日から2か月経った時点でアウトです。
また最近多いのが、携帯電話を分割で購入した場合の延滞ですね。
いろいろな割引によって分割して購入しても安いのですが、それでも通話料に上乗せされるので意外と高くなって払い忘れちゃうのですね。
こちらも61日以上の延滞で事故情報として記載されます。
一度ブラックになったら消えないの?ブラックだとカードローンは利用できないの?
信用情報機関に記載された事故情報ですが、1度記載されると最低5年間は残ってしまいます。
一般的には10年ほどで消えると言われていますが、心配な方は信用情報機関に問い合わせればあなたの情報を郵送してくれますよ。
ブラックの場合ですが、大手の消費者金融系のカードローンはまず通らないと思ってください。
やはり信用情報を問い合わせた結果がブラックでは、大手の消費者金融系では受けることはできないですね。
また銀行系のカードローンですが、系列の消費者金融などが代行で審査を行っている場合があり、やはり難しいかもしれないですね。
では諦めるしかないと思っていませんか?
大手がダメでも中小の消費者金融が発行しているカードローンがあります。
中小とはいえ金融業として許可を受けて貸出業務を行っていますから、安心して利用できますよ。
また大手では審査落ちとなるような方でも、中小の消費者金融では審査に通ることも多いですよ。
ブラックでも債務超過でも自己破産した方でもOKって宣伝文句がありますけど
ネット上だけではなく、スポーツ新聞の広告欄や小さな紙片を地下通路などにいっぱい貼ってある、このような文句を目にしたことはありませんか?
これらは闇金融と呼ばれているものです。
中小の消費者金融はこのような宣伝文句を使って集客は行っていません。
間違って闇金融業者を利用してしまうと、後々悲惨な結果しか待っていないのでくれぐれも利用しないでくださいね。
以上、ブラックなんだけどお金が借りたいカードローンは利用できるの...でした。