61日以上の延滞があったり、数日返済が遅れる遅延が一定数以上あったり、また任意整理や自己破産した人の場合には信用情報機関に事故情報として記録され、一般にその状態のことをブラックとかブラックリストに記載されたなどと言います。
事故情報が記載されている方の方が現実にはお金が必要なのですよね。
ふつうの消費者金融では借りられないと諦めて闇金などに手を出さないでください。
まずは消費者金融での借り入れが本当に無理なのかを見ていきましょう。
本当にブラックなのかを確認してください
延滞したから絶対にブラックに決まっている、遅延を連発したからブラックに決まっている。
まずそう決め付けずに本当にブラックなのかを確認してください。
お金を借りていた業者が利用していた信用情報機関がどこなのかを調べてください。
今は必ずどこの信用情報機関に登録しているかを公表していますから、各社のサイトを見ればわかります。
日本信用情報機構(JICC)またはシー・アイ・シー(CIC)が大半だと思いますので、それぞれの信用情報機関で情報の開示請求を行ってください。
銀行の場合は全国銀行個人信用情報センターになります。
基本的に5年以内の情報が載っていますがいかがでしたか?
ここでは信用情報の見方については略しますが、もしブラックではないことが判明すれば、堂々とお金の借り入れが行えます。
やはり信用情報に記載されていた
信用情報を開示請求によって見た結果、やはりブラックだったことが判明した場合ですが、残念ながら大手の消費者金融から借り入れることはほぼ絶望的です。
昔の消費者金融ならば、それこそ少々のことでは融資を断ったりはしませんでした。
しかし現在は貸金業法の規制によって、貸出金額にも制限が設けられるなどされているため、誰にでも簡単に貸し出すことが難しくなっているのです。
またクレジットカードについては消費者金融の審査以上に厳しいので、まず審査の通貨は諦めてください。
やっぱり闇金しか貸してくれない
大手の消費者金融での借り入れは絶望的だと書きましたが、消費者金融すべてで貸してくれないとは書いていませんよ。
世の中には大手もあれば中小の消費者金融もあります。
そうなんです、中小の消費者金融の中にはブラックであっても融資してくれる業者があるのです。
中小の消費者金融と言ってもきちんと登録して営業している業者であって、闇金のような無登録でお金を貸している非合法な業者とは違います。
中には登録した消費者金融か闇金なのかの区別がつかない場合もあるでしょうが、金融庁が設置している登録貸金業者情報検索サービスで業者を調べてみてください。
そこに名前があればまっとうな消費者金融だと分かります。
金利は大手の消費者金融より高い
中小の業者ですから、大手より金利が高いのではないかと思われがちですが、利息制限法に則って営業しているため大差はありません。
中小であろうと15~20%と大手とほぼ同じ水準です。
ただ中小ですから大手とは違ってサービス面で行き届かない部分はあるでしょう。
インターネットでの借り入れに対応していなかったり、返済は振り込みだけだったりすることもあるでしょう。
しかし審査の面ではかなり緩めて貸し出しに応じてくれるのですから、特にブラックの人にとってはサービスの面なんて小さい問題のはずですよね。
とにかくブラックなのか違うのかを確認すること。
ブラックだからと言ってすぐ闇金から借り入れないこと。
そして中小の消費者金融の中にはブラックでも対応してくれる業者があることを知ってください。
以上、ブラックなんだけど消費者金融って利用できますか...でした。