Contents
一般的にはクレジットカードのショッピング枠の一部を利用する形で、自動的に付帯することが多いキャッシング枠。
クレジットカードさえ持っていれば、とりあえずATMを使ってお金を借りることができます。
急にお金が必要になったけど、給料日前で口座にもお金が残っていないし。
こんな時でもサッと借りられるキャッシングは本当に便利ですよね。
こういったこと以外にもメリットはあるのでしょうか。
また逆にデメリットであったりリスクは存在するのでしょうか。
順に見てみることにしましょう。
キャッシングを利用することのメリットは
先にも書きましたが、急にお金が必要になったけど、財布にも銀行口座にもお金がない。
こういうシチュエーションは誰にでも起こりうることですよね。
クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、コンビニなどに設置されたATMを使うことで24時間いつでもお金を借りることができます。
元々クレジットカードに付帯しているキャッシング枠を使うだけですから、新たに申し込んで審査を受けると言った手間は一切かかりません。
また海外に出かけた時には両替所で両替するよりも、現地のATMでキャッシングする方が手数料を考えた時にはかなりお得になるんですよ。
大金を持って入国する必要がありませんし、海外での安全を考えた場合にもこれはメリットと言えますよね。
キャッシングを利用すると信用情報に傷がつく
キャッシングを利用することが悪いことのように捉えている方もおられるようですが、決してそういうわけではありません。
キチンと返済さえすれば信用情報に傷がつくことはありません。
ショッピング枠を使ってクレジットカード現金化する方が、実はかなりのハイリスクなのです。
法律的にはグレーゾーンでセーフかもしれませんが、カード会社の会員規約では完全にアウトの行為です。
キャッシングはカード会社が定めたものですから、クレジットカードで現金化せずにキャッシング機能を使ってください。
キャッシングを利用することでどのようなデメリットがあるのか
一番のデメリットは、実は借金がクセになることかもしれません。
クレジットカードをATMに差し込めばお金が出てくると言う気軽さから、どこかで借金をしていると言う感覚が薄れるのかもしれないですね。
このためキャッシングに頼り切った生活を送ってしまいがちになるのです。
またいくらカード会社が定めたキャッシングと言う機能だとは言え、あまりにも頻繁に利用することでカード会社から見た場合の信用度が低下するかもしれません。
やはりあくまで借金なのですから、借金を繰り返す人だと思われない程度の利用に抑えるべきですね。
それにショッピングでは当たり前に付くカード使用に対してのポイントが、キャッシング利用に関しては全く付きません。
ポイントが付くから生活費の支払いをクレジットカードにしているのに、キャッシングしてもポイントが付かないなんて何だか損した気分になってしまいますよね。
キャッシングを利用することでリスクを背負うことも
お金を借りれば返すのが当たり前ですが、当然ですが利息が付きます。
キャッシングにおける金利は消費者金融のカードローンより高いため、返済がかなりの負担となって遅延や延滞のリスクとなることが考えられます。
ショッピングでの使用よりもキャッシングでの使用はのほうが、このようなリスクが高いと言えるでしょう。
クレジットカードを落としたり紛失したり、はたまた盗まれたりすることもありますよ。
最近はスキミングといって情報だけを抜き取られる事件も発生しています。
ショッピング分に関しては保険によって、たとえ不正利用されてもその損害を免除されることがほとんどですよね。
もちろんカード会社への速やかな報告が必要なのですが。
実はキャッシングに関しては保証されないケースがあるのです。
全く保証されないわけではありませんが、その時々のケースによってはダメな場合があるのです。
これはかなり大きなリスクだと言うことができますよね。
メリットもあれば、デメリットやリスクも同居しています。
何もクレジットカードのキャッシングに限ったことではありませんが、やはりこのような事も起こるのだと言うことを頭に入れていただいて、キャッシングをうまく活用していただきたいと願っています。
以上、キャッシングのメリットとデメリットそしてリスクを見てみましょう...でした。