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お金を借りようと思うのだけど、どこなら貸してくれるのかと言うことと共に、どこなら最も金利を低く貸してくれるのか、と言うことも気になりますよね。
やはり1%でも0.1%でも良いから金利が低い所から借りたいと思うものです。
そこで、どこでどういった借り方をすれば金利が低くなるのか、利息の負担が軽くて済むのかを皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
生活費に困っている方は公的融資を活用する
働いているけれども所得が低く生活に困窮しているのならば、まずは公的な融資制度を活用することを考えましょう。
例えば生活福祉資金と言う制度がありますが、生活支援金や住宅入居費と言った項目で貸し出しがあります。
かなりの低金利ですし、条件によっては無利息でお金を貸してくれます。
ただしハードルもかなり高く、毎月の生活がちょっと苦しいかなと言う程度では貸し出してもらえません。
市区町村社会福祉協議会が窓口となっています。
銀行の金利は確かに低いのですが...
お金を借りる時に最も安心して、しかも低金利で借りられるのが銀行です。
ただし銀行で低金利な貸出と言うものは全て、目的が決められているものとなります。
例えば住宅ローンですと大手都市銀行の場合1%台から2%台の設定ですし、無担保ながらも使用目的が決まっている教育ローンやリフォームローンは4%前後の設定になっています。
これはお金の使用目的の書類を提出することで使えることを限定し、銀行側がにとっては安定した収益が上げられるため、低金利での貸し出しを可能にしているためです。
自動車購入に関するカーローンを始め、結婚に要する費用をまかなうブライダルローンを用意する銀行もあります。
使用目的が決まっているのならば目的応じたローンを活用することで、かなり低金利での借り入れが実現できるのです。
ですので、使い道にあったローンを用意している銀行を探してみるのは賢い方法だと思いますよ。
銀行のカードローンの金利はどうなの
銀行のカードローンは無担保で使用用途を問わない点が特徴です。
旅行費用に使おうが、生活費に充当しようが使い道は自由なのです。
ただし生活費に使ったり他の借入金の返済に使ったりするのも自由ですから、その分借り入れを行った人が返済できなくなるリスクが高くなります。
リスクが高くなれば、銀行としてはその分金利を上げておかないと商売になりません。
一般的な借入限度額の場合には、14%前後の金利と銀行の他のローンに比べて金利が突出して高く設定されています。
そんな銀行のカードローンでも、貸出限度額をかなり高い金額に設定できる場合には4%程度まで金利が低下します。
勤務先や勤務年数そして年収がある程度高ければ返済能力も高く、他のローンと同様の扱いをしても問題はないと銀行側が判断しているためですね。
消費者金融はやっぱり金利が高い
使用目的を問わない個人向け貸し出しを行っているのが消費者金融です。
銀行よりも貸し出しに際する審査や融資実行までのスピードが速いと言われている、とにかく急いでお金を用立てたい人にはうってつけです。
金利は18%の利息制限法以下での貸出ですが銀行よりはやや高いですね。
どこの業者のサイトを見ても最低金利は銀行並みとなっていますが、初めて借りる場合にはほぼ必ず最も高い金利が適用されます。
ただし一部の業者では、初めて借り入れた場合に限って30日間無利息のキャンペーンを行っています。
これをうまく使えばかなり低金利での借り入れが可能となりますので、使ってみる価値は大ですね。
クレジットカードのキャッシング枠でゆとりあるお買いものをする
すでにクレジットカードを持っていてキャッシング枠が備わっているのならば、手軽にキャッシングによってお金を借りられますね。
ただし金利は利息制限法の上限金利に沿った設定となっていることが多く、低金利での借り入れには程遠い存在です。
一時的に数万円が必要と言った使い方以外は敬遠して、あくまでお買い物の際に使うカードとしておく方が良いですね。
質屋も便利な存在ですよ
カバンや貴金属と言ったものを質草(担保)として差し入れてお金を借りるのが質屋です。
質屋では3か月間の間に返済しなければ、質草は質流れと言って質屋が自由に処分できることになります。
そしてその金利ですが年利で109.5%となっています。
3か月間と言う短期のためにこのような金利で営業していますが、消費者金融と比べても差は歴然としていますよね。
ただ返済できなくても質草が戻ってこないだけですし、信用情報に記載されることもないですから、そう言った意味では便利な存在です。
以上、どうせなら少しでも金利が低い所から借りたい!と考えるあなたへ...でした。